草津温泉外湯めぐりと湯もみ踊りショー【外湯にハマっている旅行記録】
草津温泉の代表的な7つの源泉
天下の名湯といわれている群馬県吾妻郡の草津温泉。
温泉の湧出ケ所は10カ所ともいわれていますが、個人で所有している源泉もあり、町で管理・所有されている代表的な主な源泉は7つあります。
- 万代鉱源泉
- 湯畑源泉
- 白旗源泉
- 地蔵源泉
- 西の河原源泉
- 煮川源泉
- 綿の湯源泉
中でも有名なのは温泉街にの中心にある源泉湯畑です。
草津の源泉はPH2.0前後の強酸性としても有名で、五寸釘を湯川の中にいれておくと10日ほどで融けてなくなってしまいます。
ほとんどの細菌や雑菌が増殖できず、大腸菌が数分で死んでしまうほど細菌力が強い草津温泉源泉の力。
コロナウィルスも温泉水で1分洗い流せば99%死んでしまうとか。
そんな草津源泉は古くから湯治湯として栄え、恋の病以外は万病に効くといわれています!
効能が高い草津の湯の強酸性による殺菌力は、皮膚の疾患、ケガによる傷口の治癒に効果が高いとされていますが、肌の弱い方は刺激が強く、ピーリング効果があることにより湯めぐりはあまり良くないとも言われていますが・・
そんなことは気にせず湯めぐり実行です(笑)
酸性・含む硫黄・アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性拡張性高温泉)
※湯畑源泉
湯畑
温泉街の中心にある湯畑は白い湯けむりとイオウの香りが漂い、これぞ草津!とういう感じ。
湧き出た湯を7本の木桶に通すことにより外気によってほどよく冷やされる仕組みとなったいるそうです。考えた人すごいですね。
この後、湯畑の端にある湯滝を流れ落ちると、パイプを通じて共同浴場「千代の湯」や旅館へと運ばれています。
キレイな緑色。
ライトアップされた夜の湯畑もいいけど、やはり見応えがあるのは明るい昼間の方ですね。
いつも観光客でにぎわっています。
草津温泉の外湯めぐり
草津温泉には19カ所の共同浴場(外湯)があります。そのうち観光客が利用できるのは3つ。
- 白旗の湯
- 千代の湯
- 地蔵の湯
野沢温泉の外湯にハマり、すっかり外湯大好き人間となってしまったので、草津温泉に来たからには、外湯に入らずには帰れまテンw
共同浴場は地元の人の生活のために設置され地元の人たちが管理利用しているお風呂となります。
その事を念頭において、きちんとマナーを守って利用するようにしましょう。
共同浴場では「貰い湯」の精神を理解・尊重して「汚さない」「濡らさない」「詰まらせない」を心掛けること。
外湯には駐車場はありません。
浴場周辺の路上駐車などはやめましょう。
まずは地蔵の湯。
地蔵の湯
利用時間:8時~22時
無料で利用できます。
野沢温泉の外湯はお賽銭が入り口に設置されていましたが、草津温泉の外湯にはありませんせした。
維持管理にコストがかかるので、お賽銭箱、設置すればよいいのに・・ね。
共同浴場には鍵付きロッカーなどはありません。
貴重品は持ち込まないようにするのがベターです。
靴を脱いで入ります。
脱衣場と湯船が同じ室内となっています。
下がびちょびちょに濡れています。
これが外湯でNGとされている事ですね。
脱衣場の床は濡らさないように利用するようにしないといけません。
てぬぐいは湯船にいれてはいけませんが、持ってお風呂にはいり、でらた体をふいて脱衣所の床は濡らさないようにしたいです。
もらい湯の気持ちでマナーは最低限守って利用しましょ。
ん~。熱さが身にしみる。
この熱さが快感となっています(笑)
草津温泉の外湯はせっけん等の利用は禁止されています。
草津の湯は強酸性なのでせっけんを使わなくてもキレイになるそうです?!
あったまりました~♡
表には足湯コーナーもあります。
近くには地蔵源泉。
ボコボコいっています。
おもしろ~い。
自然の威力ってすごい。
煮川の湯
草津温泉の外湯のひとつ、煮川の湯にも行ってみました。
入ると階段を下がる使用になっています。
煮川の湯も観光客も利用できるようになっていました。
草津温泉の公式サイトでは観光客利用は周知されていません。
草津の町を歩いていると、いろんな外湯を発見しますが、「町民の方しか利用できません」と張り紙がある外湯も多くありました。
煮川の湯は脱衣場とお風呂場がドアで区切られています。
煮川の湯源泉はここと大滝乃湯だけ。
大滝の湯は食事処等の多彩な施設が充実している有料の外湯です。
同じ草津温泉でも源泉が違うとお湯ちがうんですよね。
せっかく来たからには違う源泉もたのしみたい。
熱さがイイ感じ(笑)
あっつーい湯に入るポイントは、かけ湯を沢山すること。
身体を熱いお湯に慣らした後はためらわず、ゆっくりと一気に入る!
熱いお湯は本当に体がよく温まります。
お風呂から出た後、極寒の外気の空気が気持ちいいこと!
サウナで整う。が流行っていますが、冬の外湯巡りはそれに近しい気がします。
煮川の湯は熱さがハンパないってネットでみたので、どんな熱さかと思いきやそれほどでもありませんでした。
利用時間は週末土曜日の20時半頃。
ちょうど同じタイミングで入った方がひとりいらして、入ったら2名の方が利用されていました。
白旗の湯
湯畑のすぐ横にある人気がある外湯です。
白旗源泉 PH2.06
入口引き戸がひっかかってしまい閉まらなくて・・入るのに時間を要してしまいました(笑)
訪問したのは日曜日の12時過ぎ。
入ると湯船のふちに座っておしゃべりしている方がおふたり。おそらく地元の方だと思われます。
私が入った後、続いてひとり入浴。
お風呂から上がった後またひとり入浴されていましたので、ひっきりなしに利用客が訪れているような感じでした。コロナ禍じゃなかったら、もっと混みあっているのでしょうか?
湯船はあつ湯とぬる湯ふたつに分かれていました。
地蔵の湯の湯船の1.5倍程度のおおきさです。
草津のお湯はわりと透明度があるような気がするのですが、白旗の湯はやや白濁したお湯が印象的でした。
次に草津温泉の有料外湯温泉の三湯を紹介します。
西の河原露天風呂
草津の中央を流れる湯川の上流、温泉街の西側にある西の河原公園の中にある総面積500㎡の広さの西の河原露天風呂。
万代鉱源泉です。
草津2日目訪問してみました♪
入浴料が600円となる有料露天風呂です。
湯畑から約徒歩12分。
草津温泉の巨大な露天風呂!湯畑から歩いて西の河原露天風呂に行ってきた⇒
御座之湯
湯畑の目の前。
男女それぞれの浴槽で2種類のかけ流し源泉を楽しめ、2階大広間のお座敷では足を伸ばしてゆっくり休めます。
無料の大広間の利用時間は9時~20時。
12帖の貸切有料個室(利用時間9時~18時)もあります。
浴衣レンタルやタオルの販売等も行っています。
営業時間 | 7時~21時(4月~11月) 8時~21時(12月~3月) |
入浴料 | 大人600円 子供300円 |
中広間利用 | 1時間2,000円 |
電話番号 | 0279-88-9900 |
大滝乃湯
湯畑から滝下通りを約700m徒歩約7分の場所に大滝乃湯があります。
こちらも有料の温泉施設となりますが、温度の異なる温泉に順に浸かっていく入浴方法【合わせ湯】を体験できる入浴施設です。
露天風呂・打たせ湯・サウナ・有料貸切風呂あり。
煮川源泉。
営業時間 | 9時~21時 |
入浴料 | 大人900円 子供400円 |
電話番号 | 0279-88-2600 |
西の河原露天風呂・御座之湯・大滝乃湯
この三湯めぐり手形が500円引の1,600円で販売されています。
有効期限がないので、ちょくちょく草津温泉に行かれる方はいいかもしれませんね♪
熱乃湯
湯畑の目の前にある「熱乃湯」で観光名物となっている「湯もみ踊りショー」
それほど楽しいものではないけど(笑)
草津に来たからには一度は見ておきたいですね!
「湯もみ」とは‥
草津温泉の源泉は熱く、50℃近いものがほとんどで、そのまま入浴することはとてもできません。しかし温度を下げるために水を入れたのでは、温泉の効能が薄れてしまいます。そこで、熱い源泉の中に約180㎝の板を入れて湯をもみ、入浴できるまでの一定の温度に下げる「湯もみ」が考え出されました。また「湯もみ」をすることにより、温度を下げるだけでなく、湯を柔らかく効果や入浴前の準備運動にもなります。引用:草津温泉熱乃湯(湯もみの歴史)
湯もみショーは1960年から開始し、熱乃湯も観光施設して1968年に新たに建替えられました。
湯もみと踊りショー
1日6回。
午前と午後の部があり30分おきに所要時間は20分。
9:30 10:00 10:30
15:30 16:00 16:30
大人:600円 小学生:300円
- 毎日営業
- 1階席と2階席があります
- チケット購入順に入ります
- イスは2列。座れない場合は立ち見となります
アタシ達は日曜の10時半、ギリギリに勢いで見ることにしたので、すでに満席。入り口付近に立見での鑑賞です。
「くさつ」と書いてある板で、歌いながら右左にひっくり返していますが、あんなんでお湯冷めるのかしら?なんて(笑)
クライマックス!
このくらいかき混ぜれば温度下がりますねw
コロナ禍でなければ、この湯もみ体験ができたらしいですが、当面の間休止となっています。
一度見れば満足でっす。