特定理由離職者のメリットは2つ!
アタシの場合、ちょっと特殊なケースとなっています。
父親が要介護3、母親が昨年春、大腸がんステージ4が発覚して抗がん剤治療中なのです。
そんな疑問を持ちながらハローワークに行きました。
職場が主張する退職理由は
退職理由コード「40」
正当な理由のない自己都合退職。
認めてもらうには、退職理由コードを「33」に変更してもらわないといけません。
アタシの自治体のハローワークでは、その為には「介護証明書」が必要。
父母の行きつけの病院の担当の先生にお願いしたら書いてもらうことができました♪
介護証明書の取得費用は3,630円。
この介護証明書のおかげでかなり大きく出費が減らせることができます。
先生、どうもありがとう♡
特定離職理由のメリットは2つありました!
初めてハローワークに行ったのは4月13日。
4月28日~5月10日にハローワークに行くと雇用保険受給資格証の交付してもらえるとの事。
4月28日に介護証明書を持って行ったら、その場で雇用保険受給資格証の離職理由コードを「33」に変更してくれました。
相変わらず混んでいて待ち人は30人以上いました。
ハローワーク4月は激混みです!!
特定受給資格者と特定理由離職者
特定受給資格者とは「倒産・解雇等の理由により再就職の準備をする時間的余裕もなく離職を余儀なくされた者」となります。
クビだったり、倒産だったりするパターン。
細かな規定等はありますが、賃金の未払いや賃金低下、長時間労働、セクハラ、妊娠出産や介護中の強制労働などの理由で離職した人も該当します。
一方、私が認定された特定理由離職者は、特定受給資格者以外の者で、やむを得ない理由により離職した者と期間の定めのある労働契約が更新されなかった者」です。
特定受給資格者は失業手当の受給期間が長くなるというメリットがあります。
特定理由離職者の受給期間は、アタシの場合、雇用保険を払った期間が20年以上なので、150日です。
定年や自己都合退職と同じです。
特定理由離職者のメリット
一部の特定理由離職者は受給期間が長いというメリットもありますが、アタシの場合は該当しません。
特定理由離職者のメリットは2つです。
- 失業手当の支給開始が早くなる
- 国民健康保険料の軽減される制度がある
失業手当の支給の開始が早くなる
仕事を辞めると失業保険がもらえます。
仕事を辞めたら失業手当をもらえるのではなくて、職を探さないと失業手当はもらえません。
失業手当は、まず離職票を提出して求職の申込をします。
約1ヶ月後が最初の失業認定日となり、失業認定申告書を提出。
その後の7日間が待期期間、その後の2か月間が給付制限期間といい、離職理由コード40の自己都合退職者は7日+2ヶ月の間は手当は支給されません。
4月13日に初めてハローワークに行った場合、7月半ばすぐにならないと失業手当は受け取ることができません。
特定理由離職者の場合は、給付制限期間がなくなりますので、5月の半ば過ぎから失業手当がもらえます。
アタシの場合、失業保険をもらった後に旦那の扶養に入るので、失業手当の受取終了が2か月早くなる分、健康保険料と国民年金料が2ヵ月分浮きます。
国民健康保険料の軽減される制度がある
特定受給資格者・特定理由離職者として失業手当を受ける人は国民健康保険料が軽減されます。
アタシの市町村は離職理由コードが
11・12・21・22・23・31・32・33・34
だと軽減制度があるそうです。
軽減制度を利用するには住まいの市役所に届け出が必要です。
軽減はどれくらい?
住まいの市町村によって異なりますが、アタシの住まいの場合は約70%だそうです。
正確な掛け金は納付書が届くまでわかりません。
軽減される期間は離職日の翌日から翌年度末まで。
国民健康保険料は前年の所得に基いて計算されます。
軽減制度がない場合、市役所に計算してもらったら健康保険料は498,735円でした。
国民健康保険料は前年度の世帯年収から算出されます。
国民健康保険料の軽減制度は収入金額が100分の30になるとのことで、ザックリ計算してもらったところ172,363円ということでしたが、はたしてその金額が正確かどうかはわかりません。
任意継続被保険者資格の申込の取消
健康保険は前の会社の健康保険組合に2年間、任意継続することも可能です。
退職した時は、特定理由離職者になれるのかどうか?と、
特定理由離職者になった場合、市町村の国民健康保険軽減制度があることも知りませんでした。
なので会社の健康保険組合で加入するつもりでした。
申請は退職日から20日以内にしなければならなかったので、退職日に申請。
退職日の数日後の4月6日に保険証、保険料振込票などの書類が自宅に届きました。
月払いの保険料は39,600円。
半年や1年間の前納払いにすると割引があります。
申込時に半年前納を希望したので、5カ月前納金額は196,070円でした。
掛金の振込期日は4月28日まで。
特定離職理由になるとわかったのがギリギリの4月28日。
電話で申込みの取消をして、書類は返送しました。
ちなみに年間の健康保険料475,200円だったので、市町村の国民健康保険料より23,535円、会社の任意継続保険料のほうが安かったです。
失業認定日
アタシの最初の失業認定日は5月11日。
また激混みが予想されるので、朝イチで行きたいと思います。
そしてその後、失業手当がもらえます。