高湯温泉吾妻屋に宿泊してきました!源泉かけ流し硫黄泉の青白湯が最高
高湯温泉
福岡県にある高湯温泉。
標高750ⅿの高原に湧く「奥州三高湯」のひとつ。無色透明の温泉が湧出し、空気に触れてとろりと白濁する秘湯の湯。
全国で8番目に源泉かけ流し宣言を行いました。
「かけ流し」という表現には、実は一部循環かけ流しや加水加温かけ流しも含まれています。
高湯温泉は源泉から引湯した天然温泉を効能豊かなままにいっさい手を加えず「100%源泉かけ流し」のお湯です。
江戸時代から400年以上の間、給湯方法を変えずに引湯させていて、国内でもトップクラスの抗酸化力があります。温泉水も空気に触れた瞬間から酸化がはじまります。高湯温泉は空気にふれてもなかなか酸化されにくい強い抗酸化力の温泉であることが実証されているそうです。
酸性・含硫黄(硫化水素型)
アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉(低張性-酸性-高温泉)
高血圧症 動脈硬化症 抹消循環障害 リウマチ 糖尿病 慢性中毒症 にきび しもやけ やけど 切り傷 婦人病 不妊症 水虫 あせも 胃腸病 神経痛 慢性湿疹 便秘 脱肛 皮フ病 手足多汗症 アトピー性皮膚炎
高湯温泉は古くからの「一切の鳴り物を禁ず」という慣習で、歓楽的開発がされませんでした。
多くの温泉地が歓楽アミューズメントを開発して温泉街として栄えさせてきたなか「温泉を大事にし、多くの人に湯を楽しんでもらう」という高湯温泉の心構えは現在も変わらず続いています。
こんなによい極上源泉なのに、それほど認知度が高くないのはやっぱり「温泉の他に何もない」のが理由なのでしょうか?
そこが高湯温泉の魅力。そんな素晴らしき高湯温泉に行ってきました。
高湯温泉 吾妻屋
11宿ある旅館の中からチョイスしたのは吾妻屋さん。
こちらは日帰り入浴は受付していません。
浄土平、吾妻小富士を散策したあと、吾妻屋さんに到着したのは15時ちょっと前。
予約したときに「日没までしか利用できないお風呂があるのと、家族風呂の予約は先着順となるので、2時にいらしてくださいね。」という言葉が印象的でした。
アタシ達は山形からの移動でしたが、福島市内から車で30分ほどの距離。
標高は750m。吾妻スカイラインの玄関口に位置しています。
- チェックイン14時
- チェックアウト10時
こちらも日本秘湯を守る会の会員です。
スタンプ2個目。
中へ入ると歴史深い色々な展示物が置かれています。
客室は全部で10室です。
窓が2つある角部屋の12号室でした。
缶ビール 缶チューハイ 300円
ジュース お茶 水 200円
精算はチャックアウトの時、自己申告制です。
飲み物は持込みOKですが、部屋には冷蔵庫がありません。
1階の奥に持ち込み用専用の冷蔵庫があります。
お風呂
露天風呂5箇所 内風呂3箇所
- 露天風呂 山翠(男性専用)
- 露天風呂 山翠(女性専用)
- 貸切露天風呂 風楽(雪)
- 貸切露天風呂 風楽(月)
- 貸切露天風呂 風楽(花)
- 内風呂(男性専用)
- 内風呂(女性専用)
- 内風呂(予約制貸切)40分単位 1回のみ
チェックイン時に貸切内風呂の予約の確認があります。
21時~23時の遅い時間帯はすでに予約がはいっていましたので、一番遅い時間の20時からの予約をお願いしました。
露天風呂 山翠
一番遠くにある「山翠」は夜明けから日没までの利用となります。
こちらで外履きに履き替え露天風呂へ。
黒白の建物が旅館です。ちょうど内風呂がある位置。
すぐ露天風呂「風楽」があります。
右手の建物は憩い処「山露庵」
帰り道のショットなので左手が憩い処です。
一般道路を横切ります。
こちらが露天風呂 「山翠」
男女別の広い露天風呂です。
脱衣所
あら~ステキな濁り湯!硫黄のニオイもたまりません!
昨日、宿泊した姥湯温泉もよかったけど高湯温泉もい~お湯。
どっちがいい?どっちもいい。
湧き出たばかりの湯は無色透明で、空気に触れることで湯花が発生して白く濁るそう。
1泊目が高湯温泉だったらもっと感動が大きかったと思います。
ちょっと連泊チョイス失敗したかな?
この硫黄泉のいいお湯のありがたみが薄れた気が・・。
奥には寝湯ができるようになってます。
貸切露天風呂 風楽
貸切露天風呂「風楽」は雪・月・花と3つあります。
空いていれば自由に鍵をかけて使用できます。
利用時間は夜明けより22時まで。
雪
月
花が一番ちっちゃいですね。
3つとも、こじんまりした感じの露天風呂でした。
内風呂
高湯温泉はお湯の温度は、アタシ好みで熱すぎずちょうどよい。
洗い場があるのは内風呂のみです。
姥湯温泉と一緒です。
日本秘湯を守る会の会員旅館はみんな同じなのかしら?
8時に予約をお願いした内風呂貸切風呂は行きそびれちゃいました・・。
替えの浴衣とバスタオルが自由に使えます。
うれしい心遣いですね♪
お食事
お食事処にて。
夕食は18時か18時半かを選べます。
18時でお願いしました。
焼き物
2人分ですが、すごい豪勢!
ウニ・いくら・タイ・アワビ・カニ・鮪・サーモン・海老
岩魚の塩焼きって美味しいですよね。
しゃぶしゃぶ。
茶碗蒸し~大好物。
刺身こんにゃく
お腹いっぱい。旅館のお夕食ってどうしてこう量が多いのでしょうか。
残すことができないアタシはいつも苦しい。
デザートのチョコレートケーキはお部屋にお持ち帰りできるというので、後ほどお部屋でいただきました。
朝食は7:30 8:00 8:30
7時半にお願いしました。
蒸し野菜
ごはんを作ってくれるシアワセ感は旦那さんはわからないんだろーな。
主婦にとって旅行は極楽そのもの♪
フロントロビーの一角にはセルフサービスでいただけるコーヒーがありました。
高湯温泉の入浴方法
「三日一廻り、三廻り十日」という高湯湯時に必要な日数を示す言い伝えがあるようです。
一廻で体を温泉にならして、二廻り目で体の悪い部分が抜け、三廻りで改善に向かう。滞在は少なくとも三廻り十日間程度が望ましいとか。
今回、温泉連泊2泊目だった高湯温泉。
1泊目の姥湯温泉のインパクトが強すぎて、その流れからの訪問でしたので・・良さが半減してしまいましたが、高湯温泉のお湯の良さがおうちに帰ってからジワジワとよみがえっています。
高湯のお湯につかりに、またぜったい来たいな♪
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