ローズマリ-チンキと軟膏作り~無水エタノール編~綺麗な深緑色になりました♪
アタシが愛してやまないローズマリーw
今回は無水エタノールでローズマリーチンキを作りました。
9カ月ほど前、ローズマリーチンキを初めて作ってみた時は、ローズマリーの木質化した茎も一緒にウォッカに入れて雑に作ってしまい、茶色いチンキ剤になってしまいました。
どうやら無水アルコールで作ると綺麗な緑色になる!ということです。
ドクダミチンキも、ウォッカで作ると薄茶色で無水アルコールだと深緑となったのです。
すごい不思議!
これはドクダミチンキです。
右:ウォッカ
左:無水エタノール
この色の違いをみるとウルソール酸が無水エタノールにしか抽出できないといわれている理由が納得できる気がします。
無水エタノール
無水エタノールには、エタノール99.5vol%含有と記載されています。
vol%はアルコール濃度の単位で、質量ではなく体積に対する比率です。
したがって、ほとんど水分を含んでいないということに。
ちなみに消毒用エタンールは濃度が76.9~84.4vol%で、無水エタノールに比べて蒸発しにくいという特徴がありますので、ある程度の時間その場にとどまって殺菌ができるということになります。
精製水と無水エタノールを混ぜて濃度を調節することにより、無水エタノールも消毒用として使用できます。
電気製品などのお掃除に活躍できる無水エタノールですが、引火しやすい性質を持っているので気をつけましょう。
また瞬時に水分を奪って蒸発しますので、直接肌には触れないこと。
チンキ剤をつくる過程において、無水エタノールはアルコール濃度が高いことから発色の違いが生じていると思われますが、ウルソール酸は無水エタノールのみ抽出できるという説は
結果、謎です!
無水エタノールでつくったローズマリーチンキはきれいな深緑色となりました!
この色なぜかテンションがあがります。
ローズマリチンキと白色ワセリン1:1
湯煎にかけますが地味に時間がかかります。
前回、分離してしまったので、念のため20分近く湯煎にかけました。
できあがった軟膏は 念願のっ!
このようなきれいな緑色の軟膏になりました。
今回ローズマリーチンキ作り&軟膏は大成功をおさめましたw
ワセリンは石油から作られた鉱物油です。
手足のヒビ、アカギレ、皮膚のあれ、その他皮膚の保護
ワセリンは植物油ではないので、直接肌からは浸透しませんが、ローズマリーの有効成分が肌に浸透し、それらが外に出ていかないよう、蓋をする役目となります。
ウルソール酸
若返りのハーブといわれているローズマリー。
ローズマリー=(イコール)ウルソール酸のイメージが強いですねw
ウルソール酸とは
- 果実の皮やさまざまなハーブやスパイスなどに含まれるフィトケミカル
- 抗炎症、血糖値上昇抑制、抗高脂血症、抗菌などの作用
- 筋肉の萎縮を軽減する物質
- 紫外線で破壊した皮膚のコラーゲンの線維束の状態を改善する効果がある
主に以上のような効能があります。
よってウルソール酸はシワとシミに効果がありとされていますが、実際どうなんでしょうね?
ローズマリーチンキから化粧水をつくる場合は
15倍~20倍精製水で希釈をしてチンキと同量ぐらいのグリセリンを投入。冷蔵保管で2~3週間で使い切りです。
現在、アタシはドクダミチンキからのドクダミ化粧水を使っていますw
ハンガリーウォ-ターのことローズマリーウォーターはおそらく頭皮環境の改善に効果があります!