子ナシ夫婦の人工授精体験談 気づくと41歳になっていた私
39歳を過ぎると基礎体温もガナガタくずれはじめ、リズムが整わなくなり、生理の日数も少なくなりました。
排卵や生理が今までのようにきちんとした周期でこなくなったので?クロミフェンという排卵誘発剤を服用。
通常は1個の卵子が成熟するのですが、排卵誘発剤を服用すると2.3個も卵子が成熟します。
半年ぐらいタイミンング法を行っても妊娠できず、年齢的に厳しくなってきたので人工授精に移行です。
人工授精(AIH)とは
タイミング法を数ヶ月行っても妊娠しない場合はAHIをに移行します。
あらかじめパートナーの精子を採取し、洗浄、濃縮しカテーテルという細いチューブで子宮あるいは卵管に送りこみ、妊娠のアシストをするという方法です。
タイミング法と同じく排卵日を予測し、彼の精子を採取後すぐに病院へ行き、精子を子宮内へ注入。
病院でもらった専用の容器に精子をいれて、人肌体温に保つため容器を胸の谷間にはさみ、車で病院へ行っていました。
なんど繰り返しても、妊娠できない。
当時は30代後半で妊娠できる確率がガクンと下がるなんて知りませんでした。
もっと早く知ってたいら、もっと早く真剣にきちんと子作りにはげんでいたし、病院にもっと早く行っていたし、仕事の忙しさで通院できなかったこと、新婚当初、間違ったタイミングでのエッチも、すべて後悔しても後悔しきれない。
だんだんと精神的が追いつめられ…。
人工授精をした次の日に、排卵したことの確認検査で病院へいったら、排卵していないことがありました。
「今日の夜セックスしなさい。」と先生に言われたので、仕事にいっているダーに電話をして、早く帰るようお願いしたら・・
ダーも子供をほしがっていたので不妊治療には協力的でしたが、この時ばかりは仕事的にNG。
急に予定外なことをいわれた彼は「無理だよ。今日は接待があるから遅くなる。」と。
不妊で気持ちが病んでいたアタシは、そんなこと言われてしまい・・
「飛び降りちゃったほうがらくになれる。」
「マンションから飛び降りちゃいたい。」
明りもつけず、真っ暗闇のなか、真冬だったのでコタツでひとりシクシク泣きながら、ダーが帰ってくるの待っていました。
完全なる不妊鬱。
四六時中、アタマのなかは
子供ができない。
子供ができない。
子供ができない。
できない。できない。できない。
人生においてこんなにも辛くて悲しいことがあるのだなと。
何回やったかな~人工授精。
地元の個人病院だったのですが、休日や時間外対応もしてくださり大変お世話になりました。
後悔、未練はのこしたくなかったので病院を変えて体外受精へステップアップすることにしました。